エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】“進撃の巨人”のLinked Horizonが紅白初出場。サンホラの進撃にネット騒然。

NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表された。白組で初出場を果たしたLinked Horizonが、ネットでも話題となっている。人気アニメ『進撃の巨人』のオープニングテーマを担当するミュージシャンということは分かっているが、いったいどういう歌手なのだろうか。

Linked Horizon(リンクトホライズン)とはサウンドクリエイター・Revoによる日本の音楽ユニットSound Horizon(通称、サンホラ)の別名である。サンホラとしては2001年から活動しているが、Linked Horizonとしての楽曲『紅蓮の弓矢』や『自由の翼』が、2013年4月から9月まで放送されたアニメ『進撃の巨人』のテーマ曲に起用されたことでファン層が広がった。

Linked Horizonは作詞・作曲・編曲・ボーカル・アコーディオンなどを担当するRevoがメインとなり、楽曲によってサポートメンバーが参加する。『紅蓮の弓矢』や『自由の翼』が収録されている2枚目のシングル『自由への進撃』(2013年7月10日発売)は、柳麻美(ボーカル)やYUKIこと結城雅彦(ギター)、長谷川淳(ベース)などキーボード、ドラムといったバンドメンバーや、ストリングスにブラスセクション、合唱団も参加した大プロジェクトによる作品なのだ。

今回、紅白に出場するのはやはり『進撃の巨人』のヒットにより白羽の矢が立ったと思われる。ツイッターでも「Linked Horizon紅白出るのか! 進撃強いな~」とつぶやかれており、そう見るのが自然だろう。「サンホラぁあ! これは見ないと~」、「Revoさんがテレビで…!」、「わたしは実家のチャンネル争いに勝てるだろうか」といった反響があり、紅白への注目度を上げる効果は大きいようだ。

ただ、演奏する楽曲については「白組で紅蓮の弓矢歌うってこと?」、「やっぱりあの曲で駆逐するんでしょうか」、「紅蓮の弓矢だろうなあ…でも殺伐としちゃうから」と『紅蓮の弓矢』が紅白にミスマッチではないかというつぶやきが多い。

「まじかよ…嬉しいけど居間の空気に耐えられる自信ないよ」、「金爆よりある意味会場の様子が心配なのですが…」と会場やお茶の間がそれに耐えられるのかと不安に感じているのだ。『紅蓮の弓矢』には「屍踏み越えて、進む意志を…」などの過激な歌詞が出てくる。そのサウンドは勇壮でもあるが、追い詰められた危機感を持つ者もいるかもしれない。

また、「生演奏じゃないよね」、「YUKIさんとか見られるってこと?」と期待するものもあり、どのような形でパフォーマンスするのかにも注目したい。ちなみに今年も紅白に出場するAKB48・渡辺麻友やSKE48・松井玲奈はサンホラの熱いファンだと公言している。彼女たちにとってはその意味でも今回の紅白はテンションが上がりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)