女優の麻生久美子がTOKIOのバラエティ番組に出演した際に、過去にアイドルとして活動した時期があったことを明かした。彼女は今でもAKB48やももいろクローバーZのコンサートを観に行くという。そんな麻生が「世間には出ていないから…」と恥ずかしがりながらアイドル時代の歌をワンフレーズ披露したところ、ネットでも「可愛い」と反響があった。
数々のドラマや映画で活躍する女優の麻生久美子だが、実はアイドル志望で芸能界に足を踏み入れたことをテレビ番組で明かしたことがある。当時はとにかく芸能事務所に入ればアイドルへの道が開けるだろうとドアを叩いたが、その事務所に歌手部門が無かったのだ。彼女は本来の志望とは違う女優としてオーディションを重ねるうちに、映画『カンゾー先生』(1998年)のヒロインに抜擢される。
だが、10月30日の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した麻生久美子は、スタイリストからの「AKB48やももクロのコンサートに毎回行っている」という情報が公開されると、照れながら「毎回ではなく2回ずつ」だと訂正した。その上で「アイドル歌手が夢だったんです」という彼女は、今でもアイドルに憧れているようだ。
TOKIOの山口達也からアイドル活動の経験に触れられた彼女は、「ちょっとだけしましたけど、世に出ていないので」と持ち歌があることを明かしたのだ。TOKIOメンバーが「どこかのレーベルから声がかかるかも」などともてはやしつつ催促すると、麻生が恥ずかしそうにアカペラで歌ったのは「夢キラキラ ダンシング ときめく…タッタタッタ」という一節だった。
一瞬アイドル時代に戻った彼女を山口は「可愛い!」と称賛したが、歌については松岡昌宏から「レーベルの話はなかったことに」と言い渡されてしまい、今からアイドルデビューするという話は進まなかった。
この日、麻生久美子は他にもハトの鳴きまねや、長澤まさみのものまねを披露するなどお茶目なところを見せていた。そんな彼女の仕草に視聴者も癒されたようだ。ツイッターにも「『夢キラキラ ダンシング…』って可愛い」、「美人だけど可愛い」、「めちゃくちゃ可愛い。私もあんな大人になれたらなぁ~」、「こんな35歳になりたい…」というつぶやきが続いている。
実は彼女、中学時代にはアイドルの西田ひかるに憧れており、ファンクラブに入って握手会にも参加していたという。西田ひかるのホクロをまねしてマジックで描いていたら、本当にホクロができたというエピソードもあるのだ。今もアイドルのコンサートに行くほどだから、その頃の夢が忘れられないのだろう。今でも「可愛い」と絶賛される麻生久美子だけに、ドラマや映画でそういう役をやってみると似合いそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)