現在、ママタレントは飽和状態である。独身時代の名声だけでは生き残ることはできず、“おしゃれ”や“料理上手”などと謳っても同じジャンルには新しいママタレントが出現してくる。昨年3月に第一子を出産した、元モーニング娘。のミキティこと藤本美貴(28)も人気ママタレントのひとり。そんな彼女が深夜のテレビ番組で、新しい“ママ・キャラ”を打ち出してきた。
出産を終えてからは育児関連や産後ダイエットに関する本の出版、マタニティ向けグッズのプロデュースなどママタレントとして順調な滑り出しだったミキティ。長男が1歳を過ぎてからは新たな情報番組のレギュラーが決まるなど、テレビへの露出が増えてきている。
6月11日深夜放送の『有田とヤラシイ人々』(TBS系)に出演したミキティは突然、大胆発言を連発した。
「私は小さいときから、“可愛い、可愛い”と言われ続けてきた」と言い、「今さら“可愛い”と褒められても嬉しくもなんとも無い」とキッパリ。“可愛い”と言われるのは当たり前になっているそうだ。
「芸能界に入っても、自分より可愛い人に会ったことが無い」、「人気と可愛さは別。比較するもんじゃない」とまで言い切るミキティを、途中から共演者の出川哲朗(49)も心配する。「そこまでぶっちゃける番組かな…」と暴走気味になっている彼女の発言を、やんわりと止めていた。
今回の発言は後輩の現・モーニング娘。道重さゆみ(23)の、“毒舌ナルシスト”キャラを彷彿させる。ママになると穏やかさや謙虚さをアピールするタレントが多い中、あえてミキティは“私は芸能界で一番可愛いママ”というキャラでアピールすることにしたのか。放送終了後のツイッターでは、「バラエティとはいえ、ミキティいろいろと敵にまわしたな」と心配する声が出ている。
(TechinsightJapan編集部 みやび)