米競泳界のスーパースター、ライアン・ロクテ選手(28)のリアリティ番組『What Would Ryan Lochte Do?』の放映が、ついにスタートした。その放映を前に「やめておけばよかったのに…」との声がファンの間で噴出していたのだが、その嫌な予感がまさに的中。プレミア放映後、多くのメディアがあまりにも冷たい反応を示しているのだ。
黙っていればこの容姿と素晴らしい泳ぎで「Wonderful!」と絶賛される競泳のライアン・ロクテ選手。だが、ロクテ選手が口を開くたび飛び出してくるのは迷言、珍言の数々。そこにはインテリジェンスのカケラもなく、リアリティ番組『What Would Ryan Lochte Do?』の放映スタートを機にメディアからもかなり厳しい評価が下っている。
まず『The Hollywood Reporter』誌は、「ロクテ選手はまるで学生社交クラブの最低で典型的な男子」「大きくて、時々イラつくラブラドールの子犬のよう」、また『Entertainment Weekly』誌は「このシリーズに意味などない」とメッタ斬りにしている。
ちなみに『E! Online』がまとめたロクテ選手の珍言は以下の通りである。
■ 「俺はいつだってプールでオシッコするよ。そうしなくちゃならないからさ。」
■ 「ああ、彼女はセ…いや、ビューティフルだ。」(=危うく「セクシー」発言か?)
■ 「俺のお気に入りの映画は『ハート・オブ・ウーマン(What Women Want)』だ。女性の望みを知ることができるなら、どんな犠牲でも払うなあ。」
■ 「(デートは)同じ場所、同じテーブルかも。でも相手は違う女性さ。」
ちなみに『The Boston Globe』紙のマシュー・ギルバート氏からは「stupid(バカ)って商標がつくのはどんな気分?」とツイートされる始末であった。
過去にも試合後にマイクを向けられたびたびインタビューに応じていたロクテ選手だが、これまでは「シャイで話下手な人?」という印象を持たれるだけで済んでいたのだ。だがこのたびのショービズ進出により、ロクテ選手はすっかりマヌケで軽いイメージを全米の人々に植え付けてしまったようだ。
「ああ、残念…、こんなロクテ選手は見たくなかった。」
そんな声をあげている女性ファンが多いことは言うまでもない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)