エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「つぶすつもりで…」、「這い上がれる」。AKB総選挙で下克上に燃える圏外メンバー。

AKB48の第5回選抜総選挙はこれまでにない立候補制となった。篠田麻里子や北原里英など選抜常連メンバーが立候補する中で、圏外が続くメンバーも下克上にやる気を見せている。

毎年恒例となったAKB48選抜総選挙だが、今年は立候補制となりAKB48グループに4年間以上在籍経験のあるOGメンバーも対象となった。OGにも再びチャンスが与えられた反面で、現役メンバーの競争率は上がることになる。

だがこれまで選抜入りできず、圏内にも届かずに順位がついたことのないメンバーにとって立候補するのは勇気がいるものだ。「残酷だ」というファンの声が聞こえるのもそのためだろう。

元AKB48、SDN48で今は渡り廊下走り隊7の暫定メンバーである“シンディー”こと浦野一美はOGの中で真っ先に立候補した。その決断に「シンディーはすごいな!」とコメントしたのが、現役AKB48の松原夏海だ。

松原夏海 Google+』で3月27日にその気持ちを綴ると、「シンディーはすごいよ実際。ハートが強い」、「覚悟ってスゴいよね!」、「なっつみぃはどうする?」、「今年は辛い思いさせたくないので全力で応援します」などのコメントが届いている。

松原夏海は昨年の選抜総選挙でチームAで1人だけ圏外となった。テレビで映し出されたその姿は、あまりに寂しく辛かった。彼女は「私に投票してくれた方々ごめんなさい」、「チームAみんながステージに上がったら、かっこよかっただろうな」と綴っている。彼女のそんな体験を思えば「シンディーはすごいな!」の言葉の真意も分かるというものだ。彼女はまだ立候補について触れていないが、ファンからの応援もありどちらに決断を下すか注目される。

一方で、これまで圏外を経験しながらも立候補に燃えているメンバーも少なくない。3回、4回総選挙で圏外だった阿部マリアは28日に『阿部マリア Google+』で、「つぶすつもりでいくなら、総選挙も出馬しなきゃですよね」と立候補を宣言したのだ。

これは先輩の篠田麻里子が後輩に向けて発した「つぶすつもりで来てください」を受けてのコメントで、篠田を慕う彼女ならではの宣戦布告である。早速ファンから「よく言った! 先輩は乗り越えるものだ」、「その言葉、待ってた!」といった応援コメントが寄せられた。

そして圏外常連をネタにされることもある島田晴香も『島田晴香 Google+』で、28日に「総選挙もちろん立候補します!」とキッパリ宣言している。3年連続で圏外を経験しながらも「どうせまた」とは思わせないのが彼女だ。「悔しかったからこそ、人は這い上がれる」と下克上を目指すのである。

今後も、次々と立候補や不出馬を意思表示するメンバーが続くだろう。これまでとは違い自分で決断する必要があるだけに、熱い選抜総選挙となりそうな予感だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)