AKB48第4回選抜総選挙にHKT48から唯一当選した宮脇咲良が、地元福岡のテレビ番組に生放送で出演して選挙当日を振り返った。共演したHKTメンバーの本村碧唯も、宮脇の当選について思いを語っている。
「あなたも、あなたも、みんなの心にさくら咲け~っ! 鹿児島県出身、宮脇咲良14歳ですっ!」とキャッチフレーズにあるように、彼女は14歳にしてAKB選抜総選挙で47位となったのだ。12歳の時に総選挙19位となったSKEの松井珠理奈のように上には上がいるが、HKTはまだシングルデビューもしておらず露出が極めて少ない中での47位はやはり注目に値するだろう。
6月10日の福岡のテレビ番組『今日感テレビ日曜版』(RKB毎日放送)には、HKT48から宮脇咲良と本村碧唯が出演した。総選挙の様子が改めて紹介されると、宮脇は「4日が経つけれど、まだ実感がわかない」とあの日を振り返る。
6月6日、総合司会の徳光和夫から名前が読み上げられると、涙ながらにステージに上がった宮脇は「これからも、昨日より今日、今日より明日と日々向上心を持って、支えてくれた人たちに恩返しをしながら頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」とコメントした。47位と発表されてからは、「頭が真っ白になって、何が起きているのか分からなくなった」という宮脇は、コメントも何も考えおらずその時の思いをそのまま話したのだ。
「HKT48 宮脇咲良」の名前が出た瞬間、会場にいたHKT48のメンバーは全員が驚き感激したようだった。この日スタジオで共演した本村も「HKTの中からひとりでも入ってもらいたかったので、すごく嬉しかった」と話す。もちろん「次は私も入れるように頑張ります」と自身の活力にもなったのだ。
47位となった宮脇はネクストガールズとなったことで、“JOY SOUND”のCMや“FRIDAY”のソログラビアへの出演というチャンスを手にした。そのことについては「劇場公演に出ることが少なくなるのはさびしいが、HKTの名前がもっと知られるように頑張りたい」と意欲を見せた。
AKB関連グループでもデビューシングルが無いHKT48は、やはり知名度が低い。宮脇咲良をきっかけに全国区になることで、シングルデビューの日も近づくかもしれない。そうなると次の選抜総選挙ではHKT48のさらなる躍進が期待できそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)