エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「笑顔がひきつっていた」。酒井彩名が夫、ラルクtetsuyaを唖然とさせた新婚時代の料理。

女優やタレントとして活躍する酒井彩名がテレビ番組で新婚時のエピソードを明かした。彼女が初めて料理を作った時には、夫(L’Arc~en~Cielのtetsuya)もとても喜んでくれたという。だが、彼の笑顔は、出来上がった料理を見るまでの束の間のものだった。

酒井彩名がロックバンドL’Arc~en~Cielのtetsuyaと結婚したのは2007年のことだ。彼女はそれまで料理をしたことがほとんどなかったが『それではいけない』と夫に初めて料理を作った。その時の様子を11月16日に放送された『ライオンのごきげんよう』に出演した酒井彩名が語ったのだが、夫tetsuyaの家庭での姿も見えてくるような微笑ましい内容だった。

酒井彩名は、結婚する1年前までは所属事務所ホリプロの寮で生活していた。「“火事になるから”と火は一切使えず、料理もできなかった」と彼女は寮生活を説明したが、つまり『ほとんど料理したことがない』という新妻だったのだ。そんな彼女も『夫に料理も作れないのはいけない』と一念発起して料理に挑戦したのである。妻が自分のために料理を作ってくれていると知ったtetsuyaは心から喜んでくれた。

彼女はその時の料理を「もやしを炒めて、しょうゆで味付けした」と説明したが「焦がしちゃったんですよ!」というのだ。それには共演者も「もやしを焦がしたの!?」と驚く。もやしは水分が多く、よほどうっかりしないと焦げないものだ。そして酒井彩名はその「焦げたもやしをご飯とともに」食卓に並べた。妻が初めて作ってくれた料理だけに、tetsuyaも何か褒めようと努力していた。しかし「できたもやしをみると顔が曇ったのが分かった」と酒井彩名が言うほどに、その感想が表情に出ていたのだ。それでも、tetsuyaは焦げたもやしを食べてくれた。そして『おいしいよ』と言おうとするのだが「笑顔がひきつっていた」と、酒井彩名は彼の気持ちがすべて伝わっていたことを話したのである。

酒井彩名はそれから料理本を何冊も買って勉強したが「2年くらいは味見することを知らなかった」と言って周囲を驚かせていた。夫tetsuyaは2年間、味見しない料理を食べ続けたのかと思うと彼の優しさが伝わってくるようだ。

そんな酒井彩名も料理に関する勉強を続けて、今ではジュニア野菜ソムリエやパン講師、食育指導士の資格を持っている。ただ、彼女は今でも「これまでに作った料理で“良く出来た”と思ったものはない」と話している。だが、きっと夫tetsuyaは“焦げたもやし”からすると格段に彼女の料理が上手くなっていることを喜んでいるはずだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)