エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】AKB48総選挙に各界著名人が「物申す」。でも推しメンは○○。

第3回目のAKB48選抜総選挙は過去最高の投票数と予想を覆す波乱もあり盛り上がりを見せた。テレビ番組でそんな状況に対して各界著名人からの声が紹介された。

6月9日、総選挙開票が行われた武道館には芸能界からも来場者が多数見受けられた。AKBファンで知られる山里亮太(南海キャンディーズ)をはじめ三村マサカズ(さまぁ~ず)、矢作兼(おぎやはぎ)、ボン溝黒(カナリア)などがカメラに収まっていた。また海外からも報道陣やファンが訪れており、タイの報道関係者は「アイラブユーマエダー(前田敦子)」と嬉しそうに叫び、米国の男性ファンは「チームK! ヨコヤマユイ!」が推しメンと断言していた。

6月12日放送のテレビ「アッコにおまかせ!」ではその様子とあわせて、AKB48総選挙に関して著名人にインタビューした内容を紹介した。政界からタレントまで様々な声があったが、意外なことに彼らにも『推しメン』がいることがわかったのだ。

今回のAKB総選挙では前田敦子と大島優子の2人で26万2,735票の得票があった。これは2年前の衆議院選挙での菅直人氏(現首相)の16万3,446票を上回る数なのである。そんな状況を知ってか知らずか「政治も『AKB48総選挙』を見習うべき」と意見するのは政治評論家の有馬晴海氏(53)だ。彼は「民主党代表選は議員が自分の好みで選ぶが、AKB選挙のようにサポーター(国民)の声を反映させよ」と主張する。そして、“一応…”ということでスタッフが有馬氏にAKBの推しメンを尋ねると「こじはる(小嶋陽菜)。顔としゃべりが大好き」と答えが返ってきたのだ。

タレントとしても活躍する漫画家のやくみつる氏はAKB総選挙に対して不満を持っているようだ。彼は「総選挙が『国民的行事』と報道されることに違和感」と話した。「ファンで無い人は、どれほど関心があるのか?」と言うのである。しかし“一応”尋ねると推しメンは「こじはる、きれいだからね」とやはり答えていた。

では、女性はどう感じているのか? 国会参議院議員の三原じゅん子氏(46)に尋ねてみた。三原議員は「AKB総選挙自体は競争心が乏しい現代において危機感がもてて良いのでは」と評価するが「ただし、投票は1人1票のみとするべきだ」と意見を述べた。元アイドルだけに関心は高く内容にも詳しいのである。彼女の推しメンは「ともちん(板野友美)。かわいすぎるから」とのことだ。

スタジオで「女性でも推しメンがいるんだ!?」と不思議がる和田アキ子に対して、共演していたアッキーナ(南明奈)が「私もいますよ、まゆゆ(渡辺麻友)は可愛いので写真集も持っている」と明かした。AKB48の人気は今や老若男女へと層を広げているようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)