カラオケではレディー・ガガも得意だとおっしゃる方、ひょっとしてアナタの方が上手かも知れませんよ? この度パリでコンサートを行ったケイティ・ペリー(26)が、アコースティック・ギターとともにガガの “Born This Way” をカバーした。しかし…。
カリフォルニアの陽気な歌姫、ケイティ・ペリーのワールド・ツアー『California Dreams Tour 2011』は現在ヨーロッパ各地を転々としており、7日夜はパリの「Zenith」に大勢のファンが詰めかけた。その中で、両脇にアコースティック・ギターを配置し、ガガの “Born This Way” をカバーしたペリー。しかしその歌唱力に “やらない方が良かった” という声が続出している。
出だしの “My mama told me…We are all born superstars” という部分は、キーを低く設定し過ぎたのか、スローで聴く男性の声のような奇妙な錯覚を起こさせる。最近のペリーについては、ますます高音域が苦しそう、あるいはかすれることが多いと指摘されているが、低音域も上手く出せていないことが分かる。
1stアルバムの “One of the Boys” が個人的にはかなり好きだが、ペリーらしいこうしたエネルギッシュな曲こそ、実は彼女の歌手生命を縮めてしまっているのかなと感じてならない。長い活躍を期待したいシンガーソングライターなので、どうかあまりムリのない音域で曲を作り、選び、歌って欲しいものである。
YouTubeでもその様子が公開されているので、こちらからどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=iph5Aq-4-4k
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)