W杯、先日ガーナに勝利しD組を1位で決勝トーナメント進出したドイツ。この試合後に泥酔したサポーターが突然ブブゼラで警官に殴りかかり、襲われた警官は頭部に重傷を負った。

先日行われたガーナ戦。ドイツはめでたく勝利をおさめ、D組を1位で決勝トーナメント進出した。ドイツ西部の街Dinslakenでは、およそ1万人が野外で観戦したという。試合が終了し、午後11時。約1500人のサポーターが集まる場所で交通整理していた警官に、20歳の泥酔した男が突然ののしり始めたという。

この20歳の男は警官を蹴り始め、その上持っていたブブゼラで警官の頭を何度も殴った。周りにいた人々が止めに入り、男は逮捕されたが、警官は頭部に重傷を負ったと伝えられている。

また、ドイツではブブゼラに多くの批判が集まっており、「苛立たしい音で耳をつんざくような騒音」でプレーヤーを妨害する「兵器」である、と考えられているそうだ。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）