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オンラインで数千人規模のセミナーを可能にするオンラインLIVEセミナーシステム エイディアとロゴスウェア

全国的レベルの大規模なセミナーを開催するとなると、おおむね開催地は東京である。しかし地方在住者にとってはスケジュールの都合や旅費の関係で出席できないことも多い。そこでオンラインセミナーをということになるのだが、3台のサーバーとカメラだけで数千人規模のオンラインセミナーを可能にするシステムオンラインLIVEセミナーシステム 「POWER-LIVE GigaCast」をエイディアとロゴスウェアが発表した。

「POWER-LIVE GigaCast」は独自の設計思想により、10Mbps程度の回線と3台のサーバで数十人から数千人規模までスケールし、必要に応じてライムライトネットワークス社の提供する高品位なCDNと連動するため、圧倒的な低コストで大規模オンラインセミナーの安定稼働を実現している。

Adobe Flashを利用した同システムは、On2VP6、H.264などの最新コーデックに対応、低帯域でも美しい映像を実現するとともに、ブロードバンド環境では最大で1080pのHD画質による配信や柔軟なレイアウト制御、複数台のカメラによるマルチアングル配信、単一カメラ映像によるマルチビットレート配信などの最新技術にも対応し、従来のオンラインセミナーシステムでは実現不可能だった臨場感あふれるオンラインLIVEセミナーを可能にした。

「POWER-LIVE GigaCast」は、理論上、数万人規模の受講者にも耐えられる設計構造となっている。今後、試用試験を繰り返しながら、更なる同時閲覧者数の増加に対応していくとしている。

セミナーのみならず、全国支店網を持つ会社の代表者会議や、企業の会社説明会などにも応用が期待され、コストの削減と利便性の向上を図ることができるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)