writer : techinsight

mixi利用の新しい形、mixiアプリ「Sesh!」

mixi利用の新しい形だ。自分の関心ごとを投稿し合うことで、新しいスタイルのコミュニケーションと情報の取得を実現するウェブアプリケーションが登場した。SNSサイトの利用に飽きてきているという人にもオススメだ。

株式会社関心空間は、mixiアプリ「Sesh!(セッシュ)」を公開した。株式会社リクルートメディアテクノロジーラボの開発協力を得て開発した。

「Sesh!」は、株式会社ミクシィが運営するソーシャルネットワークサービス「mixi」上で利用できるmixiアプリで、mixiの利用者が自分の興味のあること、関心を持っていることなどを投稿し合うことで、新しいスタイルのコミュニケーションと情報取得ができるウェブアプリケーションだ。

「投稿」「返信」という基本的なコミュニケーションに加えて、ユーザーの関心事に対する様々なモードを可視化する「ラベル」、他ユーザーの関心事をワンクリックで自分の関心事としてコピーできる「Re-Sesh!機能」、そしてラベルや短いテキストで表された関心事を類推し、ネットから様々な情報を提示してくれる「ボット」といった機能を備えているのが特長だ。これらがウェブページ内で有機的に結びつくことにより、ユーザーの興味関心が常に育ち、広がり、それらの様子がビジュアライズされるサービスとなっている。

また、ユーザーが行う操作はとてもシンプルに設計されているのも「Sesh!」の特長だ。ユーザーはまず、気になる関心事にラベルを付けて投稿する。また、マイミクシィと呼ばれる友人・知人の関心事に対してラベルを付けて返信する。こうしたやり取りの中で新たな発見を見つけ、例えば「知りたい」から「欲しい」のように関心事に対する興味が変わったら、「欲しい」というモードを表す新しいラベルを付ける。これらの操作が全て時系列に表示され、一つの関心事に対してどういうやりとりがあり、どういう気持ちの変化があったのかといったことが一目瞭然となる。

この新しい「Sesh!」について、関心空間代表取締役の宮田正秀氏は、「日記やコミュニティーとは一味違う、コミュニケーションの楽しさを体験できる。今後も、情報ソースや商品・サービスの購入などの連携を広げ、楽しさと利便性を向上していきたい」と話している。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)