writer : techinsight

位置ゲーと連動!リアルに九州を巡る実証実験バスツアー開催

大人がハマる携帯ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」と完全連携した、九州3県を巡る団体バスツアーが実施される。現在参加者を募集中だ。

株式会社コロプラは、株式会社リクルートの旅行カンパニーに設置された調査・研究組織「じゃらんリサーチセンター」と連携し、コロプラが運営する携帯位置情報ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」と、佐賀など九州3県を巡る旅行を連動させた1泊2日の実証実験ツアーを実施すると発表した。

「コロニーな生活☆PLUS」は、携帯電話のGPSや基地局による位置情報を活用した位置連動型の携帯ゲーム、通称「位置ゲー」のパイオニアだ。全国におよそ31万人いるというユーザー達は、移動して位置情報を送信することで移動距離分のゲーム内通貨を稼ぎ、得た通貨で自分自身のコロニー(=街のようなもの)を育てることができる。ゲーム内で「移動」が大きな要素を占めるため、コロプラの主なユーザー層は、仕事で出張をしたり、休日にマイカーや電車で旅行をするのが好きな20から40代の社会人が多いという。

今回発表された実証実験ツアーは、1泊2日で佐賀・長崎・福岡の九州3県をまわるもの。国内旅行市場の動向やトレンドの研究、観光による地域振興支援を行う研究調査機関である「じゃらんリサーチセンター」と連携して実施される。

その行程は、福岡空港から佐賀や長崎の観光地をバスで巡るというもので、参加者は観光や地域とのふれあいを楽しみながら、自らの位置情報を送信してゲーム内の各地域のお土産アイテム等を取得。さらに、ツアー参加者限定のグッズやバーチャルアイテムも入手できる。また、ツアーでは「コロニーな生活☆PLUS」と提携している佐賀・有田の「しん窯」にも立ち寄り、工房の見学も行うという。

日程は8月29日発と9月12日発の2回で、各日程ともおよそ150名の参加者を見込んでいる。料金は羽田発着の場合、1名4万4800円となっている。ツアーの詳細は株式会社コロプラのホームページへ。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)