１億３千万人のギャグを全てデータベース化する。全ユーザーで作り上げていく、「ギャグ」に特化したサイト、その名も「スグギャグ．ｃｏｍ」が登場した。

ウェブコンテンツおよびモバイルコンテンツの開発を手がける株式会社フィルモアが２５日にリリースした「スグギャグ．ｃｏｍ」は、「ギャグは世界を救う！」をコンセプトに手がけられたユーザー主導型エンターテインメントサイトだ。

人々に笑いを提供するギャグに特化した、ギャグのデータベースサイトとなっており、すぐにギャグが検索できるようになっている。「とにかくこの場に笑いがほしい」「人前で気の利いたことを言いたい」など笑いを求める人たちには大助かりだ。

さらに、笑いを求める人だけではなく、「人を笑わせたい」「自分の考えた渾身のギャグを披露したい」など笑いを提供したいというニーズにも対応している。「スグギャグ．ｃｏｍ」では人々の中に埋もれている笑いのネタを自由に投稿し、ユーザー同士でギャグを共有することができるのだ。投稿されたギャグは、面白さによって他のユーザーから評価され、評価の高い人気のギャグは毎週ランキング形式で発表される。

ギャグを投稿したユーザーは「ギャガー」として登録され、評価の高いギャグを数多く投稿したギャガー
は、新たに創設する「ギャガーアワード」で表彰されるという。このサイトから未来のギャグ量産芸人が生まれるかもしれない。

サイトを手がけた株式会社フィルモアは「スグギャグのサービスによって、人々の頭の中に埋もれている笑いのネタを具現化し、世界中のギャグを体系化することで、ギャグおよび人類のより一層の発展に貢献していきたい」とコメントしている。

世界的な景気後退や社会情勢の悪化など暗い話題が多い昨今。やはり好転させていくのは「笑い」しかないだろう。
（TechinsightJapan編集部　鈴木亮介）