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水曜日にナイジェリアの北東部にあるバウチという州で起こった高校での暴動。警察はこれを鎮圧するため発砲、生徒2人が死亡する事件となってしまった。賄賂に手を染めている校長への怒りが爆発した当然の暴動といえるかもしれない。
暴動を起こしたのは生徒たちだが、原因は大人たちの自分勝手極まる行動だ。
アフリカの都心にある学校のほとんどの校長は、ほぼ毎年といっていいほど賄賂の受け取りで罷免されるそうだ。高校へ行くための認定証を学校内部の生徒から奪うため、学校外部の志願者が賄賂を校長に贈る習慣があるようだ。
今回の暴動も、ナイジェリア試験協議(NECO)の受験に登録していた300人の生徒の名前を、校長が勝手に削除、代わりに賄賂を受け取った外部志願者に変更してしまったからだという。警察が来た頃には、暴動は最高潮に達し、校舎の一部に火がつけられ、校長の車が燃やされていた。警察は鎮圧のため発砲、2名の生徒が被弾して死亡した。州の教育知事は、学校を無期限で閉鎖、暴動の調査に乗り出すこととなった。
警察もなにも生徒を殺さなくても、ゴム弾などで対応できたはず。
しかしこの国は警察も腐っている。過去およそ30年間軍国主義だったナイジェリア、民主主義に戻ってまだ10年しか経っていない。中途半端な訓練と低賃金のナイジェリア警察官は、時々自分勝手な判断で法廷外の殺人を行なうという。しかもそれに対する刑罰は受けないそうだ。
今回の件でも警察は「生徒は1人しか死んでいない、しかもそれは警察に撃たれたとは限らない」とあきれる発言。
大人の自己利益のために死んでいった生徒は無念だっただろう。生徒の人生を左右する試験に金が絡むことは許されない。
(編集部:近藤仁美/From South Africa)
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