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今回の【どっちが勝ち組でショー】 は、先ごろ歌手の絢香と2ショット会見で電撃結婚を発表したイケメン俳優の水嶋ヒロと事務所の先輩の速水もこみち。少々タイプは違うがどちらも、20代女性がカレシにしたいタイプの十本の指に入る“背高”イケメン。「一人は結婚しちゃったし、もう一人はとうに“旬”を過ぎた。」なんて声も聞こえてくるが、そんな事はない。それぞれ20代半ば、人生の節目を迎えてこそやっと、「オトコの色気」が見えて来ているのだ。
バセドー病を患っている妻・絢香を「一生をかけて守りたい。」という凄い男気を見せた水嶋ヒロ。人気者同士のさわやかカップルは誰からも祝福され、この結婚で水嶋は株を上げた。「チャラチャラしているイメージのイケメン俳優が多い中、中身がしっかりしていて他より一歩リード。結婚後も仕事のオファーは途切れないだろう。」と言われているが、少々出来すぎている。今からこんなに優等生でこの先大丈夫なのだろうか。記者は、水嶋のマジメ過ぎる部分が少々心配なのだが。
スイスからの帰国子女(男だけど)で、高校時代はサッカー選手、有名大学に通っていた美少年の水嶋ヒロ。かつてバラエティ番組でゲストに登場したスイスの世界的博士と知り合いだった事から、びっくりしたお笑い芸人から、「お前はマンガの主人公か!」と言われた事がある。なるほど顔もかっこいい水嶋は3つの“しもべ”を操るバビル2世や、鉄人28号に乗り込む少年みたいだ。
『仮面ライダーカブト』(テレビ朝日系)の主演に抜擢され、数々のドラマに出演し、その後『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』(フジテレビ系)に出演。そこそこ名前を知られた所で『絶対彼氏〜完全無欠の恋人ロボット』(フジテレビ系)に、わがままな御曹司役で登場。ここで事務所の先輩速水もこみちと共演している。(このドラマの主題歌が絢香の『おかえり』。)
そして今年『メイちゃんの執事』のリヒト役で一気に人気が爆発した。
海外生活が長かった為に、日本語の発音の勉強と称して、丁寧な話し方をしていたという水嶋。『メイちゃんの~』の 柴田理人のいわゆる“執事言葉”は意外とラクだったという。2007年、黒川智花と共演した『彼女との正しい遊び方』(テレビ朝日)という単発ドラマでも幼なじみに仕える“従順な”高校生を演じているが、どうもこういった紳士的な役が多いように見える。
品川ヒロシ監督の話題の映画『ドロップ』では粗暴な喧嘩小僧を演じているが、この路線がこの先つづくとは考えにくい。大した欠点は無いのだが、水嶋は声がこもりやすく、顔が整いすぎているせいか、少々セリフと演技が「一本調子」になりやすいところがある。
変わって速水もこみち。水嶋も出演していた『絶対彼氏〜』では、相武紗季演じるOLの部屋に突然現われた、恋人型ロボット天城ナイトを演じていた。ターミネーターよろしく全裸で横たわるもこみち。妙に色っぽかった。思えば『ごくせん』以来、『レガッタ』(フジテレビ系)といい、『働きマン』(日本テレビ系)といい、どんな演技をしていたのやらパッと思い出せない速水。みんな「彼が主役を演じて大丈夫?」などと思ってしまったりする。
だが、みんなが知らない間に速水もこみちの演技力は上達していたようだ。記者は昨年10月~放送されていた『オー!マイ・ガール!!』(日本テレビ系)を見てそう思った。このドラマでの速水は、『メイちゃんの執事』で“みるく役”だった吉田里琴ちゃん演じる小生意気な子役の少女に「親の様にも、恋人の様にも」関わる“若いおじ”の役を演じた。大人と子ども
が反発しながら共存し成長していくという、今時流行らないタイプのストーリーだったせいか視聴率こそふるわなかったが、意外によく出来たドラマだった。共演者も芸達者だったが、速水も悪くなかった。
水嶋ヒロと年齢は同じだが、キャリアは長い速水もこみち。俳優デビューは、2002年のドラマ『逮捕しちゃうぞ』(テレビ朝日系)とあるが、それ以前にアジア・アイドルとしてデビューも検討されていたらしい。以前アイドル・ゴシップ誌にその当時の写真がが出回った。眉毛の端をを2本縦抜きにカットし、Bボーイ風のスタイルはあんまり似合っておらず、今の方がいい。そちらでデビューしないで本当に良かったと思う。
ひと際背が高いところから「デクノボー」に見られがちだが、顔が小さいのでそうでもない。怒る、笑う、(泣く?)などの表情もわりとハッキリ出すので演技はわかりやすい。『絶対彼氏〜』のロボットも速水が大根役者だから合っている役と言われたが、決してそうではなく、“ロボット役”を演じていただけだ。
しかし、速水は「今は」水嶋に負けてしまっている。
速水もこみちの欠点は、やっぱり「生活感」が無いところであろうか。
水嶋ヒロもまるで、生活臭のしない男ではあるが、やはりここでも“結婚”という事実は大きい。たとえ若い綾香が奥さんで「おままごと」みたいな結婚でも、家庭を持った二人は食事も一緒にするだろうし、フロにだって入る。子どもが欲しくなればベッドで○○もするのである。
速水の場合は、その辺が全く想像できない。私生活では一応AV女優との交際が発覚した事があったのだが、ワイドショーで『ただの友達』と言いはり、その後女優との交際も報じられたが、あんまり信憑性がない。もうこの際、誰かとどこかに1泊したなど思い切ったスキャンダルをリークしてみてはどうだろう。
今回の軍配は、もちろん今公私共に波に乗る水嶋ヒロにあげておく。
人生の輝かしい節目に立つ水嶋は、やはりまぶしいものがある。おだやかな結婚が男性の真の“色気”を引き出す事を知っている女性たちは、今後ますます水嶋の魅力に目が離せないであろう。
その点、真剣交際する女性もいなければ、若い男性らしく気ままな恋愛を楽しむ訳でもなさそうな速水もこみちは少々魅力不足。一日も早くロボットくささを卒業してもっと「生身の男子」を意識した方がいい。ついでにそろそろ「大人の男」も演出したい。
20歳前後でブレイクした速水は、ちょうど今が役者としての節目。ただのイケメン路線でいくのか、阿部寛や田辺誠一のようにイケメンより一歩進んだ俳優に近づけるか、24歳、今が正念場である。
(編集部:宇佐木野ミミ)
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