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【アフリカ発!Breaking News】南ア政府、ダライ・ラマの入国を拒否。

2009年3月28日 22:45

南アフリカ政府は、2010年FIFAワールドカップ終了までダライ・ラマが入国することを歓迎しないとして、ビザの発行を却下した。これによって、金曜日に予定されていた南アフリカ平和会議は無期限に延期されることとなった。




3月24日、南アフリカワールドカップ組織委員会は、今週の金曜日に開かれる予定だった南アフリカ平和会議(the SA Peace Conference)を無期限に延期することを発表した。南アフリカ政府が、会議に出席予定だったダライ・ラマのビザの発行を許可しなかったためだ。

南アフリカ平和会議は、サッカーを通じて平和を促進させようということ話し合うためにヨハネスブルグで開かれる予定だったもので、会議後援者のネルソン・マンデラ、大司教デズモン・ツツをはじめ、南アフリカ出身のハリウッド女優で国連の平和大使に任命されたシャーリーズ・セロン、ゴルバチョフ元書記長、そして、1989年ノーベル平和賞を受賞したダライ・ラマが出席するはずだった。

しかし、南アフリカ政府は、アパルトヘイト後の新しい南アフリカという国を披露したいのに、政治的問題を抱えた訪問者で気を散らされたくないとして、ダライラマの入国ビザ申請を却下したのだ。

今回南アフリカの下した判断について、中国の外務省では、「より多くの国が中国の意見を容認してくれていることに感謝している」と、国名を出さないまでも賛同の発言をした。

これに対し、同じくノーベル平和賞に輝いた大司教デズモン・ツツは「ダライ・ラマが入国を許されないのならば、すべてのイベントへの参加を拒否する」と表明した。ネルソン・マンデラをはじめ、南アフリカ後援者も同じ意向を示している。

ダライ・ラマは今回の会議に参加し、ワールドカップにむけて人種差別や異国差別問題を話し合う予定だった。この問題は、今後も南アフリカ国内でさまざまな波紋を呼ぶであろう。
(編集部:近藤仁美/From South Africa)

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