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【お笑い峰打ちコラム】サンドの熱湯コマーシャル 漫才だけじゃダメなのか

2008年5月25日 12:04

 24日放送の「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)で、サンドウィッチマン(フラットファイヴ)が熱湯コマーシャルに挑戦した。リアクション芸の基本中の基本ともいえる企画への参加で、“漫才師”サンドはどうなってしまうのか。




 サンドが挑戦したのは「突然熱湯コマーシャル」。ターゲットを熱湯入りの落とし穴にはめ、落ちていた時間だけ告知をさせるというものだ。ターゲットは落とし穴の存在はもちろん、熱湯から脱出した後も企画の意図を知らされないまま告知ボックスに入れられる。わけもわからずフリップを持たされ、ろくに告知もできないまま『終了ー!』というわけだ。

 この不慣れなドッキリ&リアクション企画でサンドはどうだったかというと、伊達はキレ、富澤は呆然。リアクション芸として大成功ではないが、ドッキリとしてはまあまあの結果だったといえる。そんな中、富澤が伊達に放った一言が印象的だった。

『(俺たち)ネタ(一筋)で行くって言ったじゃねえかよ』

 思わずテレビの前で大きくうなずいてしまった。M-1受賞後は確かにそう言っていたはずだ。それに対し伊達は『(ネタを見せる)番組がないよ』。私はここでもまた、うなずかざるを得なかった。

 今、全国ネットで放送しているネタ見せ番組はせいぜい4~5つ。関西ならばもっと多いのだろうが、仙台出身かつ東京に本拠地を置く彼らにそういった番組とのコネクションはないのだろう。では舞台はどうか。吉本興業や松竹芸能などの大手事務所ならば自社舞台もあるが、アパートの一間で経営しているフラットファイヴにそれは無理な話だ。ライブは行っているが、舞台に立つ頻度は大手事務所所属芸人よりもはるかに少ないだろう。そう考えると、サンドがネタを披露できるステージというのは本当に限られたものであることがわかる。

 伊達が言った『(リアクションも)やっていかなくちゃいけないんだよ』の言葉。確かに、テレビで芸人として生きていく以上、リアクション芸は持っていて損はない武器だ。彼らのようなコワモテのリアクション芸というのはそれだけで強い画になるし、ひな壇でただニコニコしているよりは向いているのかもしれない。

(編集部 三浦ヨーコ)

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