writer : ac
14歳から日焼け用ベッドを15年間使い続けた35歳のフィオヌラさん。2020年に皮膚がんと診断されてからというもの、様々な健康問題に直面。「死の恐怖」に怯えているという
皮膚がんを発症した母親から「日焼け用ベッドの使用を止めるように」と何度も忠告されていたにもかかわらず、全く聞く耳を持たず、2020年になると脚に小さなあざのようなほくろを発見した
脚にできたほくろは、悪性度の高い皮膚がんの一種「メラノーマ(悪性黒色腫)」のステージ1であることが判明し、切除手術を受けた。しかしその3か月後に再びほくろができ、切除せざるを得なかった
副腎で副腎ホルモンが十分に作られなくなる「アジソン病(副腎皮質機能低下症)」を発症し、2021年12月に病院に緊急搬送されたフィオヌラさん。アジソン病特有の色素沈着が起きて顔に赤い斑点が残ってしまい、8週間おきにレーザーで治療を受けている
日焼け用ベッドの使用を止めた後、青白い顔になってしまったというフィオヌラさん。この2年間で胸、腕、脚、背中から5つのほくろを切除し「また別のほくろができるのでは」と恐怖に震えているという
英グレーター・マンチェスター州で暮らす女性が2021年8月、45歳の短い生涯を閉じた。14歳で始めた日焼けがきっかけでメラノーマを発症し、がんが全身に転移していたという
米テキサス州に住む34歳の女性は2022年7月、メラノーマと診断された。女性は10代の頃に一年中肌を焼いていたそうで、自身の経験から「日焼け用ベッドを使うことは止めよう!」と呼びかけた
週2回のペースで日焼け用ベッドを使用していた英ロンドン郊外在住の36歳女性は、皮膚がんと診断されて手術を受けた。2022年1月に頭に開いた穴を晒して「日焼け用ベッドの利用は絶対にノー」と訴えていた
北アイルランドで26年間ほぼ毎日日焼け用ベッドを使用してきた女性。2021年、44歳にして初めて皮膚科を訪れ、医師から「33個のほくろのうち、2個は皮膚がんの可能性が高い」と告げられていた