自身の経験から次のように語った。
「多くの人はあの場面で動けなくなってしまうかもしれないけど、体を硬直させてはダメ。闘って反撃するべき。いつ誰があなたに忍び寄り、連れ去ってしまうかは分からないし、そうなれば家族や友達に二度と会えなくなるかもしれない。だから私たちは十分気をつけなくてはならないの!」
そしてロイスさんは、今回の事件について「衝撃を受け、大きなストレスを感じた。娘が誘拐されそうになるなんて、まるで世界がひっくり返るかのように心がかき乱された。それに娘が襲われる映像を見た時には強い恐怖を覚えた」と吐露し、「何事もなく本当に良かった」と胸をなでおろした。
警察では、容疑者の男は当時、黄色のシャツと赤い半ズボンを着用しており、10代後半から20代前半で、髪が短く肌の色が薄い黒人だと明かした。誘拐未遂からすでに1か月以上が経過しているため、逮捕につながる有力な情報提供者には約77万3千円(5000ドル)の報奨金が用意されている。
今回の事件には、次のようなコメントが寄せられた。
「彼女は運が良かった。でも、次も同じように助かるとは限らない。早く犯人が捕まることを祈る。」
「昼間に13歳の子が安全に帰宅することもできないとは、嫌な世の中になったものだよ。」
「このような男は地域社会にとって非常に危険。厳しく対処して欲しい。」
「なんて勇敢な子なのだろう!」
「とにかく無事で良かったよ。」
なお、子どもが公共の場で襲われる事件は過去にも発生しており、2022年には南アフリカのスーパーで、女児がショッピングカートから連れ去られる瞬間が監視カメラに記録されていた。犯人に必要だったのは2、3秒で、両親が目を離したほんの一瞬だった。
画像は『Atlanta Black Star 「‘Get Off Me!’」(Photo: YouTube screenshot/WPLG Local 10)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)