“トウキョウ”が愛らしい性格であること、ショートヘアード・ハンガリアン・ビズラとアメリカン・ピット・ブル・テリアのミックスと思われること、素敵な家族を募集していることが綴られていた。
するとこの動画には、「離婚を、犬を手放す理由にしないで!」「犬がかわいそう」「なぜ2人ともこの子に『ノー』を突き付けたの? 私には理解できない」「心が痛む」「私もハグをしてあげたかった」「怒りを感じる」「この子を引き取りたい」といった声が多数寄せられ、“トウキョウ”を見て心を動かされたある女性が早速行動を起こした。
その女性は最近、最愛のアメリカン・ピット・ブル・テリアのミックス犬を亡くしたばかりだった。そして“トウキョウ”を引き取るための申請をすぐに開始し、3か月待った末の日本時間8月30日、“トウキョウ”を自宅に迎え入れた。
なお、PCRの最高経営責任者であり創設者のビクトリア・リリー・シェイファーさん(Victoria Lily Shaffer)によると、現在の“トウキョウ”はシェルターにやってきたばかりの頃とは別の犬のように変わったそうで、次のように述べた。
「あの子は信じられないくらい順調よ。飼い主の女性とは毎晩一緒にベッドで寝ているし、彼女が日中仕事をしている間は机の下で横になるの。新しい生活を楽しんでいるのよ!」
ちなみに今年5月にも、2年ぶりに動物シェルターに再び預けられたオス犬の姿がTikTokに投稿され、多くの人の心を揺さぶった。飼い主に置き去りにされたことに気づいた犬はひどく困惑し、悲しみを露わにしていた。
画像は『Pup Culture Rescue Instagram「UPDATE: Tokyo has been adopted!」「Many of you have been waiting for this update and we are so excited that we are finally able to share the news.」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)