オーストラリアの水族館にて飼育されているペンギンのヒナが、SNSで注目を集めている。フワフワの茶色の羽毛に覆われたペンギンのヒナは生後約9か月を迎えたが、すでに成体のペンギンに匹敵するがっしりとした体格を持ち、食欲も旺盛で、エサの魚を成体の倍の量食べるほどだ。米ニュースメディア『People.com』などが、可愛らしいペンギンの詳細を伝えた。
話題のペンギンのヒナが飼育されているのは、豪ビクトリア州メルボルンにある水族館「SEA LIFE Melbourne」だ。“ペスト(Pesto)”と名付けられたこのペンギンのヒナは、オウサマペンギン(King penguin)という種類のペンギンだ。
ペストはヒナ特有の茶色の羽毛に覆われているためまだ幼く見えるが、生後9か月を迎え、非常に順調に成長している。体重は約21キロとなり、育ての親ペンギンである、“ハドソン(Hudson)”と“タンゴ(Tango)”を合わせた体重に匹敵するほど大きく成長した。このペストの大きさは同水族館史上、最大のサイズだ。
ペストはその立派な体格を作り上げるためか、非常に食欲旺盛だ。生後6か月の時点で、一日平均25匹もの魚を食べていたと言い、これは他の成体のペンギンが食べる量の約2倍に相当する。
とてもヒナとは思えないほどのサイズになったペストの生物学上の父親は、