ロシアのある女性は、パスポートを紛失したことで自分が見知らぬエジプト人の妻になっていたことを知り、愕然とした。女性は裁判所に出向いて婚姻の取り消しを訴えていたが、このほどようやく結婚を無効にすることができたという。ロシアのニュースメディア『KP.RU』などが伝えている。
露サンクトペテルブルク在住のエカテリーナさん(25)は、かねてからエジプト人の夫との婚姻の無効を裁判所に訴えていたが、このほどようやく認められた。エカテリーナさんはパスポートを紛失したことで、会ったことも話したこともないエジプト国籍のムスタファ(34)といつの間にか結婚したことになっていたのだ。
ロシアのニュースメディア『KP.RU』によると、エカテリーナさんは2021年の夏頃にパスポートを紛失し、地元警察に紛失届を出したものの、再発行はしていなかったようだ。そしてエカテリーナさんは、今年の初め頃にシングルマザーとして赤ちゃんを出産し、出生証明書の発行手続きをすることとなった。
ところがこの時、エカテリーナさんは2022年1月21日に自分が結婚しており、ムスタファの妻になっていることを知ったという。愕然としたエカテリーナさんだったが、