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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】「パンツ何色?」社内メールで一斉送信した男性、不当解雇で事務所を訴える(米)

ブルック検事からのメールが届き、友人に送るはずだった文章をそのメールに送ってしまった。

誤送信をした直後、ジョヴァン氏は送った文章が誤りであると訂正して謝罪のメールを送った。ジョヴァン氏は「私は敬意や品位を持って振る舞う人間であり、今回の件は普段の私とは違うということを心に留めておいてください」とも説明したが、その日に解雇を告げられた。

その数日後、ジョヴァン氏が送ったメールがネット上で拡散され、多数のメディアが取り上げる事態となった。ブルック検事の事務所の広報担当者ランディ・ケサダ氏(Randy Quezada)は、ジョヴァン氏のメールについて「女性差別的な行為であり、同事務所の行動規範に違反しているため解雇しました」と述べている。

「女性差別的で、事務所の行動規範に違反する」として、ブルック検事はジョヴァン氏をその日のうちに解雇した(『New York Post 「San Francisco DA employee sues city after losing job over racy ‘reply-all’ email ― claims sent by accident」(AP)』より)

そして解雇されてから半年が経過した今月19日、ジョヴァン氏は「該当のメッセージに性的及びいかがわしい、または猥褻な内容や女性差別、性差別的な意図はなかった」と主張し、不当解雇、プライバシーの侵害、名誉棄損、深刻な精神的苦痛を与えられたことを理由に裁判を起こした。ジョヴァン氏は陪審裁判と、填補的損害賠償や懲罰的損害賠償を求めている。

なお、ジョヴァン氏はかつて仕事で担当していた顧客からセクハラ被害で訴えられたが、「セクハラ行為をしたという証拠はない」として2021年12月に棄却されていた。

ジョヴァン氏が今回、訴訟を起こしたことが各メディアに報じられると、「この人は本気で訴えようとしているの?」「自分だったら恥ずかしくて翌日から出勤できないし、訴えるなんてもってのほか」「父親を亡くした親しい友人にこんなメッセージ送る?」など、ジョヴァン氏の行動に疑問を呈する声が相次いでいる。

画像は『New York Post 「San Francisco DA employee sues city after losing job over racy ‘reply-all’ email ― claims sent by accident」(AP)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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