イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王夫妻がスコットランドへ 伝統的な「鍵のセレモニー」で公式訪問を開始

ロード・プロヴォスト(市長)が、君主を市に正式に迎え入れるために行われる。

ホリールード宮殿の庭で開催されたセレモニーでは、ロバート・アルドリッジ市長が赤いベルベットのクッションの上に置いた“鍵”を国王に献上し、こう述べた。

「我々ロード・プロヴォストとエディンバラ市議会議員は、スコットランドの古くから受け継がれてきた王国の首都に陛下をお迎えし、陛下の寛大な受け入れに敬意を表して、エディンバラの鍵を差し上げます。」

これに対し、チャールズ国王はセレモニーにおける伝統的な返答をした。

「これらの鍵は、我が良き都市エディンバラの領主と評議員達以上に優れた手に委ねられることはないと確信し、お返しいたします。」

伝統的な「鍵のセレモニー」を行うチャールズ国王。エディンバラ市長から、国王を歓迎する市の“鍵”が差し出された(『The Royal Family Instagram「Today, at the traditional Ceremony of the Keys」』より)

セレモニー後は、国王が宮殿内で叙勲式を執り行い、作家のアレクサンダー・マッコール・スミス卿を含む3名にナイトの勲章を授与した。

宮殿内で叙勲式を執り行ったチャールズ国王。作家のアレクサンダー・マッコール・スミス卿に勲章を授与した(『The Royal Family Instagram「Today, The King presented honours to extraordinary people from Scotland during an Investiture at the Palace of Holyroodhouse.」』より)

一方、カミラ王妃は識字率(文字の読み書き)向上のために尽力する人々を称えるレセプションパーティを主催した。王妃は熱心な読書家であるとともに、識字率の重要性に強い関心を持っており、長年にわたり識字率向上の支援活動を行っている。

宮殿でレセプションパーティを主催したカミラ王妃。識字率向上のために尽力する人々を招待した(『The Royal Family Instagram「A celebration of Scottish literacy!」』より)

午後には、国王夫妻がエディンバラ公エドワード王子ソフィー妃とともに宮殿の庭でガーデンパーティを開催した。会場には、スコットランドのコミュニティに多大な貢献をした人々が招かれた。

英国では4日に総選挙が行われるため、王室は多くの行事を延期している。そのため今年の「ホリールード・ウィーク」は、例年より短い期間で行われる予定だ。

画像は『The Royal Family Instagram「The King and Queen, along with the Duke and Duchess of Edinburgh」「Today, at the traditional Ceremony of the Keys」「Today, The King presented honours to extraordinary people from Scotland during an Investiture at the Palace of Holyroodhouse.」「A celebration of Scottish literacy!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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