ザンビア南部州警察長官のオグセンシオ・ダカ氏(Auxensio Daka)は「車両がマランバ文化橋付近でゾウが引き起こした渋滞により停車していたところ、ジュリアナさんは(ゾウによって)車両から振り落とされた後、死亡した」と、ザンビア国営放送局『ZNBC』に語っている。
ザンビアでは3月30日にも、80歳のアメリカ人女性がゾウの襲撃により負傷し、命を落としていた。当時の様子を撮影した動画には、亡くなった女性を含む6人の観光客が乗った車両にゾウが猛烈な勢いで体当たりする様子が映っていた。ツアー会社によると当時、観光客の乗った車両は植生と地形的な問題によって進路方向が阻まれ、その場から逃れることができなかったという。
ちなみに南アフリカのピラネスバーグ国立公園では3月18日、雄ゾウがサファリトラックのフロント部分を鼻で数回ほど持ち上げて地面に叩きつけていた。この時は、幸いにも怪我人などは出なかったようだ。
画像は『The Zambian Observer 「ANOTHER AMERICAN TOURIST DIES FROM ELEPHANT ATTACK」』『Metro.co.uk 「Terrifying moment elephant charges at tourists as safari truck driver suddenly stops」(Picture: X/@ginnydmm)』『The Sun 「JUMBO ATTACK Terrifying moment wild elephant tries to FLIP safari tourist bus in rampage lifting vehicle off ground with its trunk」(Credit: IRSA)』『The South African 「WATCH: Man FLEES car on game drive – after elephant encounter」(Photo: Twitter / Screenshot)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)