アメリカで長年連れ添ってきた伴侶を亡くしてから独り身だった100歳超えの男女が、9年の交際期間を経てゴールインした。高齢者施設で出会った2人はデートを重ねて仲を深め、親しい友人としてではなく、夫婦としての関係を築くことを決めた。2人の決断には、人々から「愛に年齢は関係ないね」といった祝福の声があがっているという。米ニュースメディア『People.com』などが伝えた。
今月19日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアに住むバーニー・リットマンさん(Bernie Littman、100)とマージョリー・フィッターマンさん(Marjorie Fiterman、102)が結婚式を行い、晴れて夫婦となった。
バーニーさんの孫娘サラ・シッチャーマンさん(Sarah Sicherman)によると、バーニーさんとマージョリーさんは約9年前、入居している高齢者介護施設の仮装パーティで出会ったそうだ。初デートは、バーニーさんのひ孫の1人が生まれた日だったという。
亡くなった元妻バーニスさん(Bernice)と65年連れ添ったバーニーさんから、再婚の話を聞いたサラさんは、「一緒に時間を共有できる相手が祖父に見つかり、私たちは大喜びしました。特に、パンデミック時に互いに支え合う相手がいて、本当に幸運でしたね。しかし結婚せず、そのままマージョリーさんと一緒に余生を過ごすと思っていましたので、驚きましたね」と当時を振り返る。
1999年に夫だったモリスさん(Morris)に先立たれたマージョリーさんは、結婚することはもうないだろうと考えていた。しかしバーニーさんと出会い、