ヘンリー王子がチャールズ国王を見舞うため、急遽英国に帰国したものの、ウィリアム皇太子は王子と再会するつもりはないという。ある関係者によると、ヘンリー王子は兄と会う機会があれば「喜んで受け入れるだろう」と明かした。一方でウィリアム皇太子は、退院したばかりのキャサリン皇太子妃や子ども達のサポートを優先しており、ヘンリー王子と会う計画はしていないという。
チャールズ国王ががんと診断されたことを受け、ヘンリー王子は移住先の米カリフォルニア州から急遽帰国した。
王子は現地時間6日午後に英ロンドンのヒースロー空港に民間機で到着後、出迎えた車両でチャールズ国王の自宅クラレンス・ハウスに直行した。
しかし親子の対面は1時間にも満たず、しばらくするとチャールズ国王とカミラ王妃が公用車に乗って自宅を出る姿が目撃された。夫妻はこの後、バッキンガム宮殿からヘリコプターに乗り、英ノーフォーク州にあるサンドリンガムの別宅に向かった。
ヘンリー王子は昨年、英国の自宅だったウィンザーのフロッグモア・コテージを退去した。そのため6日夜は、ロンドン市内にある高級ホテルに宿泊したもようだと、複数の現地メディアが伝えた。
英メディア『The Mirror』が取材した王室関係者によると、国王は先週、ウィリアム皇太子とヘンリー王子、アン王女、アンドルー王子、エディンバラ公エドワード王子に直接電話をかけて、がんの診断結果を伝えたそうだ。
ヘンリー王子はすぐにでも帰国したかったものの、宮殿が英時間5日午後6時に声明文を発表するまで、延期することに同意したとみられる。
その後、王子はロサンゼルス空港へと向かい、翌日には英国に到着。国王の自宅で親子の再会を果たした。
そんなヘンリー王子は、