米ミズーリ州セントルイスで今月14日、イリノイ州シカゴ出身の親子が時速112キロ超(70マイル)の暴走車に撥ねられて死亡した。このたび当時の監視カメラの映像がSNSで拡散し、衝撃が広がっている。セントルイスのニュースメディア『FOX 2』などが伝えた。
ミズーリ州セントルイスで14日午前0時半頃、モンテ・ヘンダーソン(Monte Henderson、22)が運転する2020年製チェロキー(ジープ)が、青信号で道路を横断していた母子に突っ込む事故が発生。ラティーシャ・ブラセロさん(Laticha Bracero、42)と娘のアリッサ・コルドバさん(Alyssa Cordova、21)が死亡した。
2人はカナダ出身の男性ラッパー、ドレイクのコンサートを鑑賞し、セントルイスのエンタープライズ・センターを後にしたばかりだった。
モンテは当時、赤信号で交差点に突っ込んでおり、青信号で交差点に進入してきた三菱のSUVと接触後、道路を横断中の親子に時速112キロ超で突っ込んだ。
当時の動画では、チェロキーに撥ね飛ばされた親子の姿が一瞬にして見えなくなっており、ラティーシャさんは現場で、アリッサさんは病院で死亡が確認された。またほかにも10代の少女2人と61歳の女性が怪我をした。
一方のモンテも負傷したが、事故から間もなく2つの第一級過失致死罪と、死者に対する2つの武装した犯罪行為の容疑で逮捕された。しかし過去に重罪を犯していなかったことから16日、