先日メキシコの大学に通う学生が、飼っている子猫の世話をする人が自宅にいなかったため、無理を承知で子猫と一緒に授業に参加した。学生から子猫を連れてきた事情を聞いた教授は、驚きの対応を申し出た。優しすぎる教授の姿を捉えた映像はTikTokに投稿され話題を呼んでいると、動物専門ニュースサイト『The Dodo』などが伝えた。
メキシコの大学にて、英語とフランス語のクラスを担当しているマーティン・アダン教授(Martin Adan)は先日、受け持っていた学生の1人であるシェアリン・フランコさん(Sherlyn Franco)が、子猫を連れていることに気がついた。
シェアリンさんに話を聞いてみると、その日は自宅で飼っている子猫の面倒を見る人が誰もいなかったという。子猫を1匹だけで家に残すにはあまりにも幼く、家に置いてくることができなかったシェアリンさんは、マーティン教授に怒られるのを覚悟で子猫と一緒に授業に出席した。
「授業の邪魔にならなければ大丈夫では?」と思うところだが、その日はテストが予定されていた。このままでは子猫を連れたシェアリンさんが集中してテストを受けることができないと考えたマーティン教授は「テスト中に子猫を預かって面倒を見ることにしました。そうすれば(シェアリンさんは)テストに100%集中できます」と驚きの提案をしたのだ。
子猫を預かったマーティン教授の姿は動画で撮影されており、