15階でさらにもう1人が乗ってきたそうだ。リーさんは記者団にこう述べている。
「エレベーターが下降中、3階に到着した時に突然停止して動かなくなりました。そして上下に揺れ始め、私は急いで他の階を押そうとしたのですがボタンが反応せず、続いて一瞬で全てのボタンのランプが消え、急降下したのです。その時、まるで世界が回転しているように感じ、私たちは3人とも宙に浮いた後に床に叩きつけられたのです。」
リーさんは太ももに軽い打撲傷を負っただけで済んだが、他の2人は身動きすらできなかったそうだ。リーさんはすぐにマンションの管理室に電話で助けを求め、のちに救助隊がかけつけたという。最終的に3人が病院に搬送されたのは、午後10時頃だった。
3人の中で最も重傷だったウーさん(呉)の妻は、記者団に「夫は骨折して、今も病院で治療を受けている」と語っている。また彼女によると、同マンションのエレベーターは頻繁にトラブルを起こしていたという。ちなみに『三湘都市报』の調べでは、エレベーター内に掲示されていた検査報告には今月17日に検査したことが記載されていた。
今回3人が病院で治療を受けた費用はマンションを管理する不動産会社が負担すると約束し、事故原因についてはエレベーター保守会社が調査している最中とのことだ。
画像は『New York Post 2023年8月29日付「Sudden elevator plunge sends passengers flying, injures 3: shocking video」(Newsflare)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)