南アフリカの都市ダーバンにある墓地で、花を売り、盗み、再びその花を販売した疑いのある男が捕まった。被害者が告訴をしていないために釈放されたが、SNSでは非難の声が殺到している。南アフリカのニュースメディア『IOL』などが伝えた。
南アフリカのダーバンにある大きな町「チャッツワース」で、地域住民により構成される防犯監視グループ「チャッツワース防犯監視隊(Chatsworth Crime Watch)」から寄せられた情報によると、5月13日に「シャルクロス・イスラム墓地(Shallcross Muslim Cemetery)」を訪れた家族が、墓から花を盗んだ男について報告した。するとこの防犯監視グループをはじめ、複数の警備会社が駆けつけた。
捕まったのはナジール(Nazir)という名の男で、彼はこの墓地の入り口で花を売っていた。彼は花を購入した家族が墓地から去るのを見届けた後、売った花を墓から盗み、再び売るためにバケツに入れていた。仕事が終わる頃にボスがやってくると、ナジールは「あまり花が売れなかった」と報告し、