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writer : kanna

【海外発!Breaking News】「警察ですが、奥さんをお忘れですよ」妻を密林に置き去り 気付かず160キロ走り続けた夫(タイ)

アムヌアイさんはたまたまポケットに入っていたゴールドのネックレスを売って、家に帰るための交通費の用意もした。

午前8時、ようやくブーントムさんに電話が繋がった。その時まで「妻は後部座席で寝ていると思い込んでいた」と、のちにブーントムさんは語っている。すでに160キロ先まで進んでいたところを急いで引き返し、午前10時過ぎに夫婦はやっと落ち合うことができた。バツが悪そうに戻ってきたブーントムさんは、何度も何度もアムヌアイさんに謝って機嫌を直してもらったという。

なおアムヌアイさんに取材をするため集まった報道陣の話によると、夫は普段から無口で言葉は少ないが勤勉な人であること、また自分たちは結婚して27年で26歳の子どももいることを彼女は打ち明け、夫と口論もせずに車に乗り込んでいったそうだ。

ブーントムさんが運転していた車(画像は『Daily News 2022年12月25日付「หนึ่งในล้าน! ผัวทำได้ลงคอ ลงฉี่ข้างทางก่อนลืมเมียสาว ขับไปถึงโคราชเพิ่งนึกขึ้นได้」』のスクリーンショット)

SNSでは、

「彼はたぶん忘れたんじゃない、わざと置いていったのよ!」
「車内にたった一人しかいない同乗者を忘れるわけがないでしょう。滑稽だよ」
「私なら、弁護士のところに歩いていくわ」
「忘れた? 本当に? 私ならこの結婚はすぐにでも解消するかもね」
「彼は生涯、このドライブを忘れられないだろう」

妻を置き去りにしたまま、そのことに何時間も気づかなかったブーントムさんに驚くコメントが寄せられたが、なかには

「実は、私の義父母にも同じことが起きたの。先に車を降りていた義父が、自分のあとに義母もトイレに行くために車外に出たことを知らないまま車に戻ってきて、そのままエンジンを掛けて車を発進させようとしたの。たまたま私たち夫婦が同乗していて、そこで声をかけたから良かったものの…。義父は義母が車内にいないことに気づきもしなかったみたい」とブーントムさんの行動に理解を示す人もいた。

夫婦はその後、ドライブを続けて帰省先で新年を迎えたという。またこの珍事は地元のメディアでも話題になり、アムヌアイさんのもとには親戚などが励ましに会いに来てくれたと、年が明けてから追加取材をしたメディアに話している。

旅行で運転手を務める人は、シフトレバーを動かす前に全員乗っているか確認することを忘れないでおこう。旅先で起こるかもしれないハプニングの1つは、それで回避できるはずだ。

画像は『Daily News 2022年12月25日付「หนึ่งในล้าน! ผัวทำได้ลงคอ ลงฉี่ข้างทางก่อนลืมเมียสาว ขับไปถึงโคราชเพิ่งนึกขึ้นได้」』『LADbible 2023年1月3日付「Man forgets wife after toilet break on road trip and she’s forced to walk 12 miles to find him」(Credit: Google Maps)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)

夫婦再会後の道のり(画像は『LADbible 2023年1月3日付「Man forgets wife after toilet break on road trip and she’s forced to walk 12 miles to find him」(Credit: Google Maps)』のスクリーンショット)

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