アルゼンチンで2月26日、四輪バギーで出かけたまま行方不明になっていた男性がサメの胃の中から遺体で発見された。警察によると、サメの胃袋からは腕や真皮、脂肪などの組織が見つかったという。しかしこのサメは人間に致命的な攻撃を与えるような種類ではなかったことから、男性が何らかの事件や事故に巻き込まれた可能性が高く、現在も捜査が続いている。英メディア『The Sun』『The Mirror』などが伝えた。
アルゼンチンのチュブト州プエルトビッサーで暮らすディエゴ・アレハンドロ・バリアさん(Diego Alejandro Barria、35)は2月18日、四輪バギーでクロスカントリーコースを走行中に行方が分からなくなった。
ディエゴさんの失踪以降、妻バージニア・ブルッガーさん(Virginia Brugger)はSNSに「あなたを見つけられるようにサインを送ってください。お願い、私を置いていかないで。あなたがすぐに現れるよう神に祈ります。私はここであなたを待っています。どうか私に怖い思いをさせないでください」と綴り、夫の帰りを待っていた。
バージニアさんから通報を受けた警察は空、陸、海で捜索を行ったが、ディエゴさんを見つけることはできなかった。
そして失踪から8日が経った2月26日、同州のカレタ・コルドバという小さな村のそばの海で釣れたサメの胃袋からディエゴさんの遺体の一部が発見されたのだ。
その日、漁師たちが釣り上げたのは体長5フィート(約1.5メートル)のアブラツノザメで、