ショーの途中で観客席に向けて「私の美しい子供達が、ママのパフォーマンスを見るためにここに来ています」と語りかけた。そしてこの後、彼女が2019年にリリースした楽曲『Brown Skin Girl』の伴奏が始まった。
同曲は、ビヨンセが同年発表したアルバム『ライオン・キング:ザ・ギフト』からのシングルカットで、ブルー・アイビーちゃんがフィーチャリングで参加していた。2021年開催の「第63回グラミー賞」授賞式では、同曲のMVが最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞。当時ブルー・アイビーちゃんは9歳だったため、2001年に8歳でグラミー賞を受賞したリア・ピーザル(Leah Peasall)に続いて、2番目の最年少受賞者となった。
ドバイのステージに立つビヨンセは、「ブラウンの肌をした私の女の子達はどこにいるの? 私のベイビーを歓迎して。ブラウンの肌をした私の娘。ミス・ブルー・アイビー・カーター!」と娘を紹介したのだ。
観客から大きな拍手が沸き起こる中、ブルー・アイビーちゃんはスパンコールが煌めく真っ赤なパンツスーツを着て登場。母ビヨンセと『Brown Skin Girl』をデュエットしながらダンスを披露するなど、人生初のステージを見事にこなした。
ブルー・アイビーちゃんは以前にビヨンセとMVで共演したものの、観客の前でパフォーマンスを披露するのは今回が初めてだ。
なお当日のビヨンセはステージで少なくとも3回の衣装替えを行い、女性ダンサー達に囲まれて75分近くに及ぶパフォーマンスを披露。伴奏も全員女性によるオーケストラが担当した。
画像は『Beyoncé 2021年12月9日付Instagram「#HALLSOFIVY | adidas.com NOW,」』『Atlantis The Royal 2022年12月23日付Instagram「This is Dubai’s newest icon.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)