海外ではクリスマスの前に欲しいものを紙に書いて、サンタクロースにお願いする「クリスマス・リスト」や「ウィッシュ・リスト」を作成する子供たちが多い。このほどアメリカ在住のある母親が、8歳娘のクリスマス・リストに書かれていた願いごとに胸を痛めた。しかし母親は「このことについて語るべきだと思った」と明かしてSNSに投稿したところ、大きな反響を呼んだ。『New York Post』『news.com.au』などが伝えている。
米フロリダ州在住のスージー・ボリヴァーさん(Suzy Boliver、42)が今月5日、TikTokに投稿した動画が多くの人の涙を誘った。スージーさんと夫ブライアンさん(Bryan)には子供が2人いるが、最近になって子供たちからクリスマス・リストを受け取った。
ところがスージーさんは8歳になる娘ヘイリーちゃん(Hailey)のクリスマス・リストを見て、胸が締め付けられるような思いに駆られたようだ。リストには「スクイッシュマロ」のぬいぐるみやiPad miniなど子供が欲しがるようなものを挙げていたが、最後には2つの“お願い”がこのように書かれていた。
「もっと、友達が欲しい」
「いじめられないようにして欲しい」
スージーさんはこの時、ヘイリーちゃんが学校でいじめられていたことを初めて知ったという。そして「8歳になる娘のクリスマス・リストを見て、心が沈んでしまった」「はじめは投稿するつもりではなかったんだけど、これについて語るべきだと思ったの」と言葉を添えて、