伝説の英写真家ランキン氏が、生前のエリザベス女王の「ゴールデン・ジュビリー」のポートレートを撮影した時の裏話を告白した。女王がバッキンガム宮殿の部屋に現れた瞬間、これまでにないオーラに包まれたという。ランキン氏は撮影前にあるポーズを提案したものの、女王は機転を利かせた“言い訳”でそのような写真を撮らせることを拒否したそうだ。
スコットランド出身のジョン・ランキン・ワッデル氏(John Rankin Waddell、54)は、これまでにデヴィッド・ボウイ、マイケル・ジャクソン、マドンナ、ローリング・ストーンズ、ブリトニー・スピアーズなど、数多くのスーパースター達のアイコニックなポートレートを撮影してきた著名なファッション・フォトグラファーだ。
そのランキン氏が、1960年代に一世を風靡した英モデル、ツイッギー(Twiggy、73)のポッドキャスト『Tea with Twiggy(ツイッギーとお茶を)』にゲスト出演し、過去にエリザベス女王のポートレートを撮影した時の秘話を回想したのである。
エリザベス女王は2002年に即位50周年「ゴールデン・ジュビリー」を迎えたことを記念し、10人の写真家に撮影を依頼したが、その中の1人がランキン氏だった。
そのため撮影前には女王のことを徹底的にリサーチし、彼女が持つ「素晴らしいユーモアのセンス」を捉えた作品にしたいと考えたそうだ。
ランキン氏は撮影当日を振り返り、