今月19日、警察官2人が外に放置されたスーツケースの中から6匹の子犬を発見したというニュースがアメリカより届いた。直前には外を走り回っていた母犬と子犬の2匹が保護されており、スーツケースの中にいた子犬たちの数匹にノミが寄生していたものの、健康状態は比較的良好だったという。『Tampa Bay Times』などが伝えている。
米フロリダ州タンパのデール・マブリー・ハイウェイ近くで、タンパ警察の警察官2人が母犬と子犬の2匹が走り回っているのを発見した。人通りの多いエリアだったため警察官はすぐに犬を保護し、タンパ・ベイ動物愛護協会(Humane Society of Tampa Bay)に引き渡した。その後、調査のため現場に戻った警察官2人は、犬の親子を見つけた現場近くで複数の犬の鳴き声を耳にした。
鳴き声を頼りに探してみると、貸別荘のすぐ外に放置されていたピンク色のスーツケースの中から聞こえることが判明。しっかりとチャックで閉められていたスーツケースを開けてみると、中から6匹もの子犬が出てきた。警察官らは再び同協会に戻って子犬たちを引き渡し、合計8匹の犬の親子は無事に再会を果たした。
同協会で最高経営責任者(CEO)を務めるシェリー・シルクさん(Sherry Silk)は、「恐ろしいですよ。なぜこんなことをするのか分からないです」と今回の件について怒りをあらわにした。シェリーさんによると子犬たちは生後5週間ほどで、