先月27日、家庭内の問題から男がパートナーを銃で脅して1歳の我が子を誘拐したというニュースがアメリカより届いた。男は警察犬やテーザー銃を持った保安官に追い詰められると、なんと我が子を盾にして抵抗し始めた。最終的には保安官が隙をついて男を確保し、1歳児は保護された。SNSでは子どもの無事に安堵する声が届くとともに、「トラウマにならないといいけれど…」と心配の声が相次いだ。『WSVN 7News』などが伝えている。
先月27日午後6時、米フロリダ州デイトナビーチで1歳児が誘拐される事件が発生した。犯人は父親のブランドン・マシュー・ダグラス・リオナー(Brandon Matthew Douglas Leohner、27)で、その子の母親であるパートナーに銃を突きつけて子どもを奪い車に乗ってその場から逃走した。
その後、ブランドンは我が子を膝に乗せたままスピード出して危険運転を行い、通報を受けたフラグラー郡保安官事務所が後を追っていた。次第に距離を詰められたブランドンはマクドナルドを見つけると駐車場に車を停め、子どもを抱えて車を降りた。
すぐさま保安官らが取り囲むと、ブランドンはマクドナルド店舗横の壁に追い詰められた。当時の様子は保安官の胸に取り付けられたボディカメラが捉えており、ブランドンが壁を背にして小脇に我が子を抱えて焦る様子が映っている。カメラを取り付けた保安官がテーザー銃(遠距離から撃てるスタンガン)を取り出してブランドンを狙い、