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writer : flynn

【海外発!Breaking News】葬儀の準備はできたのに…身元確認用のタグをつけずに搬送し、遺体が行方不明に(南ア)

行方不明になった人が遺体で発見されるという悲しいニュースは少なくないが、遺体で発見された後に行方不明になるという不思議な出来事が南アフリカで発生した。『The South African』などが伝えている。

今年5月、ラシーレ一家は警察から家族の一員であるゴンツェ・ラシーレさん(Gontse Raseale、36)の訃報を知らされた。昨年9月に南アフリカのルステンブルク(Rustenburg)で発見された4人の遺体のうち1人の指紋がゴンツェさんと一致していると聞いて、遺体の身元確認のため家族はルステンブルクに向かった。ゴンツェさんの弟タボ・ラシーレさん(Thabo Raseale、34)は、遺体の状態は悪かったもののモヒカンのドレッドヘアー、鼻の傷、隙間のある歯、タボさんがあげた指輪が左の指にあったことから、その遺体が兄であると告げた。遺品のバッグの中には仕事用の銅線と長兄があげたライムグリーン色の手袋が入っており、それもゴンツェさんを特定する理由となった。警察によると死因は自殺らしいということだった。

その後、遺体はルステンブルクから西へ50キロほどのとこにあるブリッツ(Brits)の北西州政府霊安室に移されることとなった。遺体の身元がゴンツェさんであると特定されたので、家族は葬儀の準備に取りかかった。しかし2週間経っても遺体が届かず、

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