アニーが酸素室から出るとできるだけ庭に連れ出し「新鮮な空気を吸って欲しい」と太陽の下でそばに寄り添ったそうだ。
一方のアニーも、そんなひと時をとても楽しんでいたそうで、力が付いて立てるようになると、スタッフにピタリと寄り添いハグしてきたという。
そしてアニーはゆっくりだが少しずつ力を付け、酸素室に入らなくても呼吸が上手くできるようになった。そしてクリニックからシェルターに戻ると、やっと犬らしく振る舞うようになり、施設の犬と一緒に遊ぶようになったという。
ドナさんは「アニーがどのくらいの間、1匹だけで寂しい時を過ごしていたのかは分かりませんが、保護した後はノミや空腹から解放され、今ではずいぶん元気になりました。まだ100%回復したわけではありませんが、私たちは命が救われたことを心から喜んでいます」と述べ、「今後はアニーを引き取ってくれる里親を探す予定です」と笑顔を見せた。
ちなみに動物シェルターのFacebookには「アニーを救ってくれてありがとう」「保護活動をとても誇りに思う!」「ずっと心配でフォローしていた。回復して良かった」「元気な姿を見て安心した。早く家族が見つかるといいね!」といったコメントが多数寄せられている。
画像は『Stray Rescue of St. Louis 2022年8月21日付Facebook「Annie McHound is finally starting to gain some strength and energy.」、2022年7月22日付Facebook「We’ve named this little lady Annie McHound.」「All the FLEAS coming off of her and dying now!」「Look at the blood pour off of her while she gets her bath.」、2022年8月2日付Facebook「Friend and supporter,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)