過去にアメリカで義理の父親の飲み物に牛の鎮静薬を混入し、逮捕された17歳少年が「面白いかなと思って」と警察に供述したことで大きな波紋を呼んだ。このほどスコットランドでは、桟橋から泳げない女性を突き落として溺死させた男が「ちょっとふざけただけだ」と警察に供述したという。『Glasgow Times』『BBC News』などが伝えている。
スコットランドのアーガイル・アンド・ビュートにあるヘレンズバラ埠頭で昨年4月23日の午後5時過ぎ、グラスゴー出身のシャルメイン・オドネルさん(Charmaine O’Donnell、25)が、面識のない男に桟橋から突き落とされて溺死してしまった。
シャルメインさんを死に至らしめたジェイコブ・フォスター(Jacob Foster、29)は逮捕されたが、7月27日にグラスゴー高等裁判所で行われた裁判では当時の詳しい状況が明らかとなった。死亡したシャルメインさんは友人のケイトリン・マクタガートさん(Caitlin McTaggart、25)と一緒に、ヘレンズバラ埠頭を訪れていた。
ケイトリンさんは「滝のある場所へ行こう」と誘ったが、シャルメインさんが泳げないことからヘレンズバラ埠頭に日帰りで行くことになったそうだ。埠頭に着くと釣りをしている3人の男性と仲良くなり、話をしていると近くにジェイコブがいた。シャルメインさんとケイトリンさんはジェイコブとは全く面識はなかったが、彼は会話に加わりたいようだったという。
その後、ケイトリンさんがシャルメインさんから少し目を離した時に突然、人々が「桟橋から女性が突き落とされて落ちた」と騒がしく声をあげていることに気づいた。そしてケイトリンさんは「それは君の友人だよ!」と言われ、