
夜暗くなった頃にマギーを救出するためベン・ネビス山に駆けつけた。
同救助隊で隊長を務めるドナルド・パターソンさん(Donald Paterson)は「マギーの前足には少し切り傷があり、暑さや痛みなどからこれ以上歩くことはできないと思ったのでしょう」とマギーが動かなくなってしまった原因を推測している。マギーは駆けつけた救助隊員が用意していた担架に乗せられ、下山中には担架に揺られながらおやつとしてチキンスティックをもらったという。下山には5時間要し、最終的に深夜1時に山のふもとにたどり着いた。
下山後にマギーは食べ物と水を貰い、しっかりと休んで元気を取り戻したという。ロッハバー山岳救助隊が今回の件をFacebookにシェアすると、「ストレッチャーに乗った犬は良い笑顔をしているね」「素晴らしい救助活動だ!」「ぜひ飼い主さんはこの団体にお礼として寄付をしてほしいな」などの声のほかに、「なぜこの暑さの中で山登りに犬を連れて行ったんだ」「犬は山を登らされて災難だったね」など犬を連れて山を登るのには最適な環境ではなかったことを非難する声も見受けられた。
ちなみに2019年には米ユタ州で、飼い主とハイキングをしていた体重86キロの犬が疲れ果てて動けなくなってしまい、救助隊の担架で揺られて下山した様子を捉えた動画が注目を集めていた。
画像は『Lochaber Mountain Rescue Team 2022年8月14日付Facebook「With everyone out enjoying the scorching weather across Lochaber yesterday」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)