7月27日、イギリス在住の女性が病院に向かう途中の車内で男児を出産した。第1子の出産経験から陣痛が始まってもすぐに病院へは行かず、自宅で痛みに耐えていた女性は、パートナーの男性が時速約112キロで高速道路を運転する車中で赤ちゃんを迎えることになった。母子の健康状態は良好で、その日のうちに退院し自宅に戻ることができたという。『Liverpool Echo』『The Sun』などが伝えている。
英ランカシャー州ダーウェンに暮らすナタリー・ウィットンさん(Natalie Whitton、31)は7月27日の早朝、病院に向かう車の中で出産した。
この日、午前3時半頃から陣痛を感じたというナタリーさんだが、娘シエナちゃん(Sienna、4)を出産した時の経験からすぐには病院へ行かなかったという。
ナタリーさんはその理由についてこのように明かした。
「陣痛が始まってバーンリー病院(Burnley Hospital)の助産師に電話をかけた後、立ち上がった時に破水しました。痛みはありましたが、もう少し我慢してから病院に行くことにしました。というのもシエナを出産した時は病院に行くのが早すぎて、一旦自宅に戻ることになったんです。だからわざわざバーンリーまで行ってまた追い返されたら、無駄足になってしまいますから。」
その後、彼女のパートナーで子供たちの父親でもあるリー・レイノルズさん(Lee Reynolds、34)はシエナちゃんを託児所に送る手配をした。そして午前5時半頃、ナタリーさんと共に自宅を出発したが、