下半身が麻痺してしまった飼い犬と赤ちゃんとのやり取りを捉えた動画が今月6日、TikTokに投稿されて注目を浴びている。動画は生後10か月になる赤ちゃんに犬がハイハイの仕方を教えるもので、多くの人の心を捉えて拡散中だ。『PetsRadar』などが伝えている。
アメリカに住むメス犬“カルーア(Kahlua)”は今から数年前、3階バルコニーから転落し、脊椎と骨盤を骨折、下半身が麻痺してしまった。カルーアはその後、一時的に預かってくれる保護ボランティアによって数か月間のリハビリを受け、オムツをつけながらもなんとか普通の生活ができるまでに回復した。
そんなカルーアを引き取ったのが、生後10か月になるケイレブ君(Caleb)の家族で、今月6日にカルーアのTikTokアカウント「Kahlua The Paralyzed Dog」に投稿された動画が話題となった。
動画はカルーアが床に座ったケイレブ君にハイハイの仕方を教示するもので、ケイレブ君の母がカルーアに「さあ、カルーア! ケイレブに教えてあげて!」と声をかけると、カルーアが前足を使いながらお尻で移動する変形姿勢のハイハイを披露する。
最初は声を上げ、嫌がっているような素振りを見せていたケイレブ君だが、カルーアがまるでジャンプするかのように進むのを見てやる気が出たのか、