これまでにも度々サッカーや野球の試合中にスタジアムに乱入する動物が話題になったが、今度はチリで女子プロサッカーの試合中に犬が乱入し注目を集めた。ゴールがわずか1本と活気のある試合とは言えなかったようだが、犬の乱入によりスタジアムは大いに盛り上がったという。『Newsweek』『The Mirror』などが伝えている。
チリのマウレ州クリコ県にあるスタジアム「エスタディオ・ラ・グランハ」で先月25日、チリ代表対ベネズエラ代表の女子プロサッカー試合が行われた。これは今月8日から開催される予定の南米サッカー連盟が主催する女子サッカーの大陸選手権大会「コパ・アメリカ・フェメニーナ」を前にした国際親善試合だった。
試合はチリ側のシュートがわずか1本で得点にならず、ベネズエラが終了8分前にゴールを決めて勝利した。全体のシュート数が少なかったせいもあり、『Newsweek』は単調な流れの試合だったと伝えている。ところがこの試合中、1匹の犬が乱入したことでスタジアムに活気が沸いた。
この様子をチリのスポーツメディア『TNT Sports』がTwitterに映像を投稿したところ、55万回超の再生回数を記録して注目を集めた。映像の冒頭は通常の試合の様子が流れるものの、55秒あたりからチリ代表のゴールキーパーであるクリスティアン・エンドラー選手(Christiane Endler)の目の前に黒い犬がお腹を見せて寝そべっている場面に切り替わる。
犬はクリスティアン選手に頭を撫でられて嬉しそうにしており、