減量を目的にトルコで胃の切除手術を受けたイギリス在住の女性が、1年半ほどで約65キロの減量に成功した。前夫を亡くした悲しみを食べることで紛らわせていた女性は体重が137キロにまで増え、服のサイズは28号だったという。「どんどん大きくなっていく自分の姿を見るのが嫌だった」と話す女性は「同じ悩みを抱える人の助けになれば」と自らの経験をインスタグラムで共有している。『The Mirror』などが伝えた。
英ウェストヨークシャー州ウェークフィールドに暮らすナタリー・ホーランドさん(Nathalie Holland、31)は2020年11月、減量を目的にトルコで胃の切除手術を受けた。
これまであらゆるダイエットを試したが成功したことはなかったという彼女は、胃の外側を切除し、細長く形成することで食事摂取量を制限するスリーブ状胃切除術を受けることにしたという。
ナタリーさんは手術を受けようと思った経緯をこのように明かしている。
「昔から体は大きい方でしたが、前夫を亡くしてから悲しみを埋めるために食に走るようになったんです。気を紛らわすために何でも食べていたら、体重が最大21ストーン8ポンド(約137キロ)まで増えてしまって…。服のサイズが28号になった時には、自分のことが本当に嫌になりました。長女のアイラ(Isla、8)と一緒に学校に行くのに5分も歩けず気絶しそうだったし、椅子から立ち上がろうとした時にお尻が引っかかって、椅子も一緒についてきたことがあって愕然としました。自分の姿が嫌で誰にも見られないように隠れて過ごしていたし、友達にも会わないようにしていたんです。」
「2020年8月に次女のフレイア(Freya、1)を出産した直後におむつを替えようと床に身をかがめたのですが、体が重くて立ち上がることができなかったんです。それで横になったまま、ただ泣いていました。私は妊娠中ずっとスリーブ手術について調べていて、もういい加減にしようと思ったんです。これ以上大きくなったら私は死んでしまうし、娘たちを親のいない子にするわけにはいきませんから。それで手術を受けようと決心したのです。」
その後、母親と婚約者のアレックスさん(Alex)にその決意を告げた彼女は、