“アートメイク”として知られる眉毛のタトゥー「マイクロブレーディング」は、汗をかいても落ちないうえ長持ちすることから人気があるが、針を使うためトラブルも多い。このほどアメリカの37歳の女性が、自身のマイクロブレーディングの失敗を写真とともにSNSで共有し「施術者のリサーチをしっかりして!」と注意喚起した。『New York Post』などが伝えている。
米ハワイ出身でテキサス州ヒューストンに住むクリスタル・ウェインストックさん(Crystal Weinstock、37)は、歯科衛生士として働きながら2人の子を育てるシングルマザーだ。
昨年11月のこと、クリスタルさんは「朝の忙しい時間に眉のメイクをしなくても済むのでは」と思い、地元の親戚が経営するサロン「カイ・ブロー・バー(Kai Brow Bar)」でマイクロブレーディングの施術を受けた。マイクロブレーディングとは、専用の針を使用し手彫りで1本1本毛が生えているようにタトゥーを入れるアートメイクで、自然な仕上がりになるのが特徴だ。
ところがクリスタルさんは施術中に酷く出血し、色素が沈着することはなかった。そして4週間後、クリスタルさんは2度目の施術を受けたが再び失敗、施術者に「色素が沈着する方法をリサーチするので少し時間が欲しい」と告げられた。
その後、施術者と何度もやり取りをしてきたクリスタルさんは今年4月末、「新しい超極細の針が手に入ったので来て欲しい」と連絡を受け、「今度こそは…」と期待を胸に足を運んだ。
「サロンではまず、施術者が私の皮膚に眉のデザインを描いたの。でも眉が太すぎて不自然だったので、『眉毛の隙間を埋めてもらうだけでいい。これ以上太くしないで』とお願いしたわ」と当時を振り返るクリスタルさん。
しかし開始から2時間が過ぎ、クリスタルさんは施術に時間がかかりすぎること、また施術者が同じ部位に何度も針を入れている気がして不安を覚えた。そして施術が終わって鏡を見ると、