アメリカに住む女性は昨年、2017年に亡くなった愛猫“チャイ(Chai)”のクローンである“ベル(Belle)”を自宅に迎え入れた。2匹の性格は全く違うというが、女性はこの上ない幸せを感じているという。『New York Post』などが伝えている。
米テキサス州オースティンに住むケリー・アンダーソンさん(Kelly Anderson)は2017年3月16日、可愛がっていたオス猫“チャイ”を亡くし眠れぬ夜を過ごした。
「その夜のこと、動物看護師をしているルームメイトと話をしていて、クローンの話題になったの。それでクローンについてリサーチすると、テキサス州の『ヴィアジェン・ペッツ(ViaGen Pets、以下VP)』というペットのクローンのサービス会社を見つけたのよ」と明かすケリーさん。いても立っても居られなくなったケリーさんはその翌朝、早速VPに連絡を取ると、チャイのクローンを作ることを決めたのだった。
クローンの作成にはチャイの皮膚の一部を切り取る皮膚生検が必要で、ケリーさんはこれを獣医に依頼、約4年後にクローン猫“ベル”が誕生した。約290万円(25000ドル)を費やした。
そうしてやってきたベルはチャイと同じように白い被毛にブルーの瞳を持つ愛らしい子ネコだったが、ケリーさんはすぐにチャイとは全く違う性格に気が付いた。
ケリーさんは「実はVPに『クローンの外見は同じです。でも性格は家の中にいる動物の数、エサの種類、飼い主にどのように育てられるかなどの外的要因によって形成されるでしょう』と言われていたの」と明かし、