今月16日、大学の食堂に野生のアライグマが現れて騒動を起こしたというニュースがアメリカより届いた。SNSでは学生らが撮影した動画が拡散されており、スタッフがアライグマを捕獲しようと躍起になっている姿が映っていた。このアライグマは天井から落ちてきたそうで、実際にアライグマを見た学生は「食欲がすっかり無くなった」と振り返っている。『New York Post』などが伝えた。

アライグマの落下騒動があったのは今月16日の夜、米ルイジアナ州立大学の食堂だった。ちょうど食堂を訪れていたという同大学1年生のダニエル・ジプソンさん（Danielle Gipson）は「『アライグマが出た』ということしか聞いていませんでした。食堂にいた人達が立ち上がって探していましたね」と当時の様子を振り返った。

続けて「でも嘘だと思ったので気にせず食事を購入して席に着いたのですが、アライグマが私のテーブルの下を走り抜けていったんです。驚いてすぐに椅子の上に飛び乗りましたよ」と明かした。

当時の様子が動画で捉えられており、食堂を逃げ回っていたアライグマはテーブルの上にのって周囲の様子をうかがっていた。近くには大きなゴミ箱とほうきを持ってアライグマにゆっくりと近づく2人の男性の姿が映っており、アライグマを捕獲しようとしている様子だ。

そして1人がほうきでアライグマを突いて机から落下させ、バケツを持っていたスタッフが捕まえようとしたが上手くいかず、アライグマは食堂の奥へ逃げてしまった。アライグマが逃げた先にも緑色のカゴを持って待機していた人もいたが、捕まえることはできなかったようだ。

ダニエルさんは自分のテーブルから離れた場所にある椅子の上に逃げていたようで、